「かもめの水兵さん」の歌碑を探そう。
横浜山下公園にあります。
童謡『かもめの水兵さん』は1937年(昭和12年)に発表された。
作詞:武内俊子 作曲:河村光陽
歴史ある歌碑、見るだけでも価値があります。
「かもめの水兵さん」♬歌碑
碑をたてることば
作詞者武内俊子さんは昭和八年の秋ある日このメリケン波止場から船で布教のためハワイヘ旅立たれる叔父さんを見送りにこられました。
それはよく晴れた日の午後のことで桟橋一帯に白いかもめがたくさん飛びまわりそれが折からの夕陽に映えてとても美しく印象的でした。
この童謡はこのときの光景を描いたもので横浜港は「かもめの水兵さん」の発祥地であります。
昭和五十四年十一月 野間省一
『かもめの水兵さん』の歌碑は、日本の4か所にあります。
武内俊子の故郷である広島県三原市の宮浦公園前、さらに作曲した河村光陽(かわむらこうよう)の故郷、福岡県田川郡福智町、そして河村光陽の墓(東京都文京区本駒込・吉祥寺)にありますが、歌詞が生まれた雰囲気を今に伝えるのが、山下公園です。
足利瑞義がハワイに旅立ったのは昭和8年9月のこと。
本願寺教団の第3代ハワイ開教総長として、移民の多いハワイに布教のために横浜から船出したのです。
叔父・足利瑞義を見送った武内俊子は、帰路の電車の中で頭に浮かんだ詩を書きとめ、すぐに河村光陽に連絡。
河村光陽もスラスラと曲を完成させました。
ご訪問していただき、ありがとうございました。🙏🏻
アメリカの可愛い娘たち。